エンジニアと一言でいっても業務系なのかWEB系なのか、はたまたインフラ系なのか幅広い分野がある分、エンジニアになるための入口も様々です。
その中でも今回はiPhoneやAndroidのアプリ開発エンジニアになるには、どうすればいいのかをちょっと考えてみました。
あくまでSESの営業目線なので、一般的な意見とは違うかもしれませんが
アプリ開発エンジニアになるにはどんな言語の習得が必要?
ここで言うアプリ開発エンジニアとは、AppStoreやGooglePlayストアに出ているような商用アプリを開発しているエンジニアを想定したいと思います。
特殊な開発ツールを使うとか抜きにして、一般的にiOSならObjective-CかSwift、AndroidならJavaかPythonというプログラミング言語が使えないと作れないのです。
また、昨今ゲームアプリやVR/ARなどで多く利用されているUnityを使って開発する場合は、C#の習得が必須になっています。
あとはゲームエンジン繋がりだと、cocos2d-xの場合はC++だったりでまぁ色々あるんだなっていうくらいの認識で良いかと
またアプリを作れるよと言ってもビジネスとして成立している沢山の機能が実装されたアプリと、個人で作ったような単純なUIのアプリとではモノが全然違うわけで、SESの業界的には前者のような商用アプリを作れる人をイメージします。
まずはプログラミングの勉強すよね
すぐにプログラミングスクールに通う方法もありますが、まずは手軽に無料で勉強できるドットインストールやProgateあたりで勉強してみると良いのではないかと思います。
アプリ開発用の言語以外にも、このサイトで使ってるWordPressのレッスンなんかもあるので、興味を持ったらまずやってみると。
最初からソーシャルゲームやVR/ARアプリとかに興味があるのであれば、一念発起してプログラミングスクールに通っちゃうのもアリだと思います。
あとはUdemyや書籍を買って学んだり、エンジニアの勉強会にも出席してみたりなどなど。。
で勉強するのは大前提として、「それを仕事にするにはどうすればいいのか」というところが今回の記事の要点ですね。
とりあえず開発現場に入るのも1つの手
上で書いているように勉強したところで、仕事としてできるというレベルに達するには学習と経験値が必要です。
ソースコードが書けなくても0から手取り足とり教えてくれる優しい会社がたくさんあればいいのですが、現実は即戦力を期待してる会社がほとんどだと思います。
そこで思うのはまずは現場経験を積む為に、アプリの「テスト業務」から現場に入るのも1つの手だと思うんですよね。
いわゆる「テスター」とか「デバッカー」といわれるやつですね
テスト業務とは開発側が作ったアプリがちゃんと動作するのかを検証する仕事なんですが、アプリがどういう開発フローで作られてるのかが分かったりするので、良い経験になると思います。
開発現場にテスターとして入るにはSESで潜り込む方法以外に、ゲーム会社やアプリ会社が募集しているアルバイトとして雇ってもらう方法もあります。
中にはスマートフォンアプリのデバッグを専門でやっているテスト会社などもあるので、Find Job!あたりで探してみると良いのではないでしょうか?
テスターからプログラマーへ
テスターとして入っている現場でスキルアップして、プログラマーの仕事にスライドできれば理想的ですよね。
ただそんなに簡単にはいかないので、いくつか現場を渡り歩いて経験値とスキルを磨いきながらステップアップしていくのがいいんじゃないかなーと、SESの営業をしてる側からすると思うわけです。
テストの仕事の中でもSQLを叩いたりLinux操作が必要な作業があったりと、単純なテスト作業と思われがちですが、技術的に学べる現場もあります。
アプリを作ってストアにリリースしてみよう
あとは個人ベースでも良いので勉強してアプリを1つ作ってみて、ストアにリリースしてみるのも良いのではないでしょうか。
採用面接でも実際に動くプロダクトを見せることができるというのも1つのアピールポイントになったりするので、デベロッパー登録して自分で申請までやってみると良い経験になるのではないでしょうか。
ということで「勉強をしつつ、現状のスキルでできる仕事で経験を積んでスキルアップをしていくこと」これが未経験からアプリ開発エンジニアになる為の、1つの方法ではないかと思います。
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