SESで起業する際の仲間やエンジニアの集め方について

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世間はトランプさんの大統領就任だったりで騒がしくなって参りましたが、SES業界の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

みずほ銀行の新システムはサクラダ・ファミリア化してるそうですが、この先もずっと続いていくんですかね(なんだかんだ完成したみたいっすね、よかた)。

さて今日はSESで起業するためのノウハウとして、「起業する際の仲間の集め方」について、引き続き垂れ流していこうかと思います。

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創業するときの仲間を見つけよう

スタートアップ

この連載も3回目となりましたが、今日は起業する際にとても大切な仲間の探し方について触れていこうと思います。

個人的には社長が営業とバックオフィスをある程度見て、コアメンバーのエンジニアが採用周りやエンジニアのフォローに回ると、会社としては非常にバランスがいいんじゃないかなと思っています。

全員営業系でガンガン突っ走るのもオススメですが、ある程度の規模になる前に会社の特色や強みを打ち出していきたいのであれば、最初からコアメンバーにエンジニアがいた方が有利になります。

20代からの起業をおすすめする理由

そして起業の相談を受けるときにいつも言うのが、若いうちに起業した方がいいということです。できれば20代のうちに起業すると良いのではないかと思います。

というのも、20代であればバイタリティがあって、尚且つ自分の周りがまだ転職しやすい年齢なので、比較的仲間が集めやすいからなのです。

これが30歳を過ぎてから仲間を集めようとすると、ベンチャーマインドを持っているような知人は部長や取締役などのマネジメント層になってしまっていて、簡単には自分の会社に入社してもらうことができなくなります。

ましてや創業したての会社なんて高い報酬を支払うことができないので、30代を過ぎて所帯持ちの人なんかには、結果的に年収が下がってしまうことが多いので、リクルーティングするのには非常に難しくなってしまいます。

僕

入社時にストックオプションを渡す方法とか色々あるけど、ビジネスモデルがSESだけだと流石にちょっと辛いかな

創業時の仲間の見つけ方はどうすれば良いのか


僕の経験だとこれまで何らかの仕事で関わったことのある人が理想的だと思います。

既に一度仕事で一緒に動いているのであれば、ある程度仕事ができるかもわかりますし、全く関わったことがない人よりも信頼がおけるんじゃないかと思います。

僕

よく見るのは元同僚とか、同じ会社の先輩後輩の関係で起業するパターンすよね

自分が20代で最初の会社を作った時は、SNSとかでこれから起業して面白いことやるよー的なことを発信したんですよね。

そこでたまたま仕事を辞めようかと思ってた人から連絡が来て、飲みにいったらいつの間にか一緒にやることになって、あれよあれよと一気に4人くらい集まって・・・という感じで起業しました。

こういうのって本当にタイミングなのかなーと思うんですが、自分だけで会社を旗揚げするのはちょっと考えてないけど、日常に刺激を求めていてベンチャーマインドがあってみたいな人は結構いるんですよね。

これから起業しようという準備ができてきたら、色んな場に顔を出したり昔の知人に連絡を取ってみたりすると良いのかもしれません。

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経営の2トップはよく揉めるけど上手くいってるとこもある

2トップ

会社をやっていると株の持分とか事業の方向性で揉めることは良くあるんですが、その時に社長と副社長とか経営体制を2トップで始めてしまうと、そこが揉めた時に会社が割れて結構大変なことになります。

僕は周りからいつもそんな話を聞いていたので、基本的には僕の1トップ体制しかやったことがないんですが、ナンバー2がエンジニア社員を引き連れてごっそりいなくなった会社って結構あります。

僕

SESでエンジニアを引き抜かれて、別の会社にみんな連れて行かれたらどうなるかは大体想像できますよね?

そうはいってもバランスよく2トップ体制でうまくいっている会社もあって、そういうところは結構な勢いで急成長してたりします。

僕が知ってる2トップ体制の会社は経営の分業がはっきりと別れてて、お互いにルールをしっかり守ってやっていると言ってました。外から見る感じだとナンバー2ができた人だなぁと感じます。

創業時の仲間の集め方についてのまとめ

これまでの連載でSESは比較的簡単に創業できるよと言っておきながら、やっぱり会社経営は人間関係が本当に大事になってくるので、ある程度の規模まで来ると辛いことやしんどいことが山のように降ってきます。

社長になりたい人はまずその覚悟ができるのかどうか、人に裏切られたりしても大丈夫なのかを自分自身に問いただしてみると良いのかもしれません。

僕

SESで数百人くらいの会社を作るとしんどい事だらけになるよ

コメント

  1. へっぽこ営業 より:

    こんにちは、お久しぶりです。
    7月に愚痴めいたコメントをしてから(すみませんでした。)
    なんとか4名決める事ができました。
    内3名はBccで流れてない案件かつ、教育付きだったのでラッキーでした。

    流れてない案件は会社の役員の古くからの付き合いなので、堅いというのもあるのですが…

    来年には自分で堅い案件見つけてコントロールするのが目標ですね。
    大量募集とか。

    8doorbiz様の仰っている、トモダチ5人は中々厳しいですが、頑張ります。

    • 8dsbiz より:

      おー、素晴らしいですね!教育案件は中々出て来ないんですがステップアップの機会になるので、エンジニアにとっても頑張りどころですよね。

      本当にいい案件はやっぱり近しい信頼できるところで回しちゃうので、あんまり簡単にはポンと出て来ないかもしれませんが、実績が出てくると次のタイミングでちょっと声かけてみようかなとなったりするので、マメに連絡取ってみたりすると良いんでしょうね。

      あと大口案件は取れると本当にデカイんですが、たぶん高確率でトラブルが発生するので、入れるまでよりもその後の方が結構大変だったりします。ストレスとの上手な付き合い方みたいなところも大切だと思いますので、程よく頑張ってくださいー!

  2. masakazu.hr より:

    初めまして。コロナ前にSES事業を新規で立ち上げたものです。
    こういった記事はとても参考になります。ありがとうございます。

    もしご教授頂けたら嬉しいのですが、元々掴んでいた商流はコロナで流れてしまいまして、新規で営業中です。案件情報やパートナーさんはすぐに見つけることはできましたが、営業メールにスキルマッチする人材を提案しても担当から返事がないことが多く、四苦八苦しています。

    新規の会社で信用がありませんから、やはり課題は案件担当者との関係値だと感じていますが8dsbiz様はこのような0からの新規営業に関しての最初の一歩は何が重要だとお考えでしょうか?

    何卒宜しくお願い致します。

    • SES営業のノウハウ手帳 より:

      コメントありがとうございます!

      コロナの影響もあり、単純に新規営業のハードルが上がっているのもあるかと思いますが、そうは言ってられないのが現状ですよね。。

      >0からの新規営業に関しての最初の一歩は何が重要か
      まずオーソドックスな回答としては、営業もそうですが「接点を持つ会社の母数を増やすこと」が1番大事ですよね。きちんとリスト化して顧客情報を管理しつつ、新規事業者としての名前を地道に浸透させる行動を継続的に行っていく必要があると思います。やはりコツコツの積み重ねが強いのかなと。。

      そしてここからは、もし僕がこのタイミングでまた新たにSES事業を立ち上げるとしたら、どんな戦略でいくかについて要件を3つ書いてみました。

      ①コロナの影響が少なく市場が伸びている案件元に絞る
      ②プル型の営業フローを作り上げる
      ③優良顧客については顧問や紹介者を使って接点を持つ

      ①については例えばECやゲームなどオンラインで完結しているサービスは、巣ごもり消費もあって伸びていますよね。BASEの株価とかえらいことになってますが。逆にコロナで打撃を受けた業種は予算的にもどんどん厳しくなっていく可能性が高く、エンドの業種次第では案件が立ち消えになるなんてこともあるかと思います。なので①は「伸びてる業種の案件に寄せていく」ということです。

      ②についてはイメージが沸かないかもしれませんが、例えば企業リストのようなものを作って1番上に自分の会社を載せておきます。そうするとお問い合わせが来て商談するだけで、どんどん接点が生まれていきます。つまりプル型の仕組みを作って、営業の一部を自動化しちゃうと。最近はTwitterで営業同士の接点が生まれるなんてこともありますよね。

      ③については後発の弱みを補うために、顧問や紹介者を使って大手企業の窓口を開くやり方です。会社としてまだ信用度が低い状態では、やはり誰かしらの信用をお借りするのが早いかと。コストも発生しますが、そういった戦い方もあるのではないでしょうか。

      というわけで、オーソドックスな基本戦略も踏襲した上で、1点突破やゲリラ的な戦略を組み合わせるのがベンチャーの戦い方かなと思っています。