転職サイトを会社で見ていると、コイツ会社を辞める気かよと特に数字が悪い営業だと上司や社長からドヤされそうですが、SESの営業職の人は見ていても大丈夫だったりします。
その理由は何故なのか、いくつかポイントを絞って説明していきたいと思います。あんまり露骨に書くとちょっと怒られそうな気がしますが。。
転職サイトは会社リストです
これはどの業種の営業も使う手ですが、転職サイトに掲載しているとバンバン営業の電話がかかってきます。
これは多くの営業マンが転職サイトを「アポがけリスト」として使っているからなんですね
出してる側からするとちょっと迷惑な話なんですが、仕方ないと思って掲載しています。
なので気負いせずアポを取りにいきましょう。
また、求人広告自体は毎週新しい企業の情報が更新されていくので、SESの営業先リストに詰まってきたら定期的にチェックして訪問したい企業を追加していくのが良いと思います。
パートナーとしてエンジニアを出してもらいたい企業へアプローチする際は、掲載開始から少し時間をおいてからアポイントを取ると良いかもしれないですね。
各社によって選考プロセスは全然違うと思いますが、面接して内定出してスキルシートを作ってる辺りに行ってみると良いのかも。
転職サイトのカテゴリーを上手く使おう
転職サイトはご丁寧にカテゴリー分けされています。オープン系のエンジニアを求めているのか、サーバ構築できるエンジニアを求めているのか一目瞭然です。
SESの営業はエンジニアが足りていないところに営業に行く必要があるので、こんなに使いやすい営業ツールは他には無いと思います。
また、自分の会社はどの分野に強いのか、空いているエンジニアはどんな人が多いのかなど、状況に応じて行き先を絞って営業すると効率が良いはずです。
主要な転職サイトは一通りチェック
見るとこは大手のリクナビネクストとエンジャパンとかマイナビ辺りがベタですかね。
転職サイトは他にもイーキャリアやDODAとかたくさんあるので、定期的にチェックすると良いと思います。
また社員を増やす=利益が出てるという見方もできるので、ある意味で与信チェックの役割も担ってもらえてます。
転職サイトは営業先の情報が詳しく書いてある
通常の企業WEBサイトは、表面的な情報しか汲み取れない場合が多いです。
それに比べて、求職者向けの情報は会社の雰囲気や事業内容が分かりやすく書かれているので、実際に営業に行くときも多くの事前情報を得ることができます。
もちろん広告なのでちょっと良く見えるように書いてる場合もありますが、基本的に虚偽の情報は載せられないのである程度は信頼しても大丈夫だと思います。
営業に行った際はその会社が作ってるプロダクトの話題ができたり、どんな分野のエンジニアを求めているかなんかもある程度わかると思うので、営業ネタとしても非常に重宝します。
自社の求人の為に転職サイトを見て勉強しよう
自社でも求人を出している場合が多いと思いますが、求人広告を見てどういう企業がエンジニアにとって魅力のある会社なのかを考えてみるといいと思います。
基本は良いとこどりをしていくのがいいでしょうが、色んなトレンドだったり価値観だったりは営業をしていく上でも情報として持っておきたいところです。
人事も兼任している人は必須
また、SES営業をやってた人がそのまま人事にも携わるようになるケースも往々にして良くあることですよね。
営業として動いているうちから採用活動や求人広告の出し方など学んでおくと後々役立つことが多いんじゃないかと思います。
以上が転職サイトを営業が見ていてOKな理由だったりします。
他にもキーワードで検索したり場所で絞ったりと色々な使い方ができると思うので、試してみてはいかがでしょうか?
くれぐれも変な誤解を与えないように説明しておくといいかもしれません。
いやいやもう仕事を辞めて転職したいねんという方は
もうしんどいしモチベーションが全く上がらないよって方は、ムリして続けるよりも転職して環境を変えることも必要なんじゃないかって思うんです。
実際に同業他社に転職してのびのびやっている人もいれば、ちょっと分野の違うIT系の業種に行ったりして上手くいってる人も結構見てきました。
転職する際は給与についてしっかり考えよう
自分はこれまで転職するときってあまり深く考えずに勢いでやってきてしまったところがあるのですが、営業として転職すると給与が前職よりも下がってしまうことがあります。
実際に2回転職した際に給料が下がってしまって、まぁ結果を出せば後から給料もついてくるだろうと軽く考えてたんですが、慣れた生活レベルって意外とすぐに修正できなくて転職して金銭面で困ったりしたことがあります。
翌年くる住民税や当座のお金を考えて転職貧乏を避けよう
前職でそこそこ高給だったりすると翌年の住民税が跳ね上がってしまうので、給与が下がると税金の支払いだけでも結構な負担になることがあります。
なので転職する際はある程度の貯金があった方が良いですし、自分の適正年収がわかるMIIDASなんてサービスもあるので、色々と探してみて有効利用するといいんじゃないかと思うんです。
会社によって給料日は違うと思うんですが、最初の給料日が遅かったりすると転職貧乏状態になったりすることもあるので、くれぐれも「転職は慎重に」というところで締めたいなと思います。
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