Find Job!でお金をかけなくてもエンジニアは採用できる −やり方とコツ−

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今日は今やモンストで有名になってしまったミクシィが運営している、Find Job!での採用の仕方について僕がやってる方法を書いていこうかなと思います。

2月は記事をたくさん書こうかなと心に決めてから、気がついたらあっという間に1週間が過ぎました。

単純に忙しくて明後日までのプレゼン資料を作ってたんですが、心が折れてきたのでこちらに逃げてきましたよっと。

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そもそもFind Job!って知ってます?

Find Job!

Find Job!は株式会社ミクシィがイー・マーキュリーって社名だった頃にできた求人サイトなんですが、サービス開始から20年くらい経ってるっていうのを見て時の流れの早さにちょっと驚愕してしまいます。

元々ミクシィはこの求人サイトで立ち上がった会社で、その後リリースされたSNSのmixiで跳ねてIPO、流行が過ぎ去って一時はオワコンだよねと言われてたんですよね。

それがモンストがきて売上2000億超えとか、ちょっと意味がわからない感じになっちゃってる会社ですね。

IT分野に特化した転職サイトなんですが、SI系というよりはWEBとかアプリ系に強いのが特色です。

職種もエンジニアだけじゃなくてデザイナーとかプランナーとか、そっち寄りのカテゴリに求人情報が集まっています。

求人サイトとしてのFind Job!の特性について

求人サイト

Find Job!に出ているエンジニア募集を見てみるとPHPとかJavaやRubyなんかのWEB系の求人が多いので、登録してる求職者層のイメージもなんとなく分かります。

ちなみに僕が求人媒体を研究する時は、自分が求職者として見た際にどのカテゴリにどれくらいの社数が募集を出していて、競合となるような企業がどれくらいあるかを見ます。

また各企業がどんな感じで、どんなスカウトメール送ってくるかみたいなところまでめっちゃ調べます。

これはエンジニア採用と求人広告の特性を考えるという記事内でも少し詳しく説明しましたが、意外と各採用媒体の研究をしている会社が少ないので、SESをやってる会社はこういうところで他社と差をつけると良いのではないかなと思います。

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Find job!は掲載費用がめちゃくちゃ安い

Find job price

この記事を書いた当時とはリニューアルされて料金プランが変わりましたが、相変わらず安いですね。※記事を書いたのがリニューアル前なので、情報が古くなっている場合があります。詳しくは直接お問い合わせをして確認をお願いします。

スタンダードプランが10万円(30日間)で、ライトプランが5万円(30日間)となっています。

普段リクナビとかに求人を出してる企業であればマジかよと思ってしまう金額なんですが、まぁ安いってことはそれなりの理由があるわけで。。

ざっくり説明すると、

  1. リクナビとかエンジャパンみたいな大手に比べると母集団が少ない
  2. 金融とか業務系のSIerさんはハマらない
  3. 自分で記事を作らなきゃいけないのが面倒くさい

という感じです。

Find job!の求人攻略方法について

Find jobの求人

まずサイト内の求人情報を見ていくと、最初に目につくキービジュアルがあんまりイケてない企業が多いなぁと感じます(掲載中の企業さんはゴメンなさい)。

というのも掲載する画像なんかも自前で用意しないといけないので、構図がありきたりな写真だったり地味だったり、会社のロゴだけだったり、とりあえずエンジニアをPCの前に座らせてみただけの写真とかが多くなっています。

まぁ、掲載費用も安いしそこまで応募数も爆発しないので、大手企業でも雑に掲載しているところが多いのかなと思うんですが、これはチャンスだと思ってください。

自分達で応募要項のクリエイティブ品質をコントロールできるので、ここは他社と差別化を図る上で非常に重要な要素になってきます。

特に一覧で表示されるアイキャッチ画像がキモなので、できれば女子社員に出てもらった方が良くて、目立たせるために画像を加工するのもアリです。

採用したい人物像(ペルソナ)を設定しよう

WEBマーケを少しでもかじった人であれば、ペルソナ設定の重要度がわかるかと思います。

採用する前にどんな人物像で年齢や経験、スキルや趣味・嗜好などをこと細かく設定して、その架空の人物に刺さるような文章構成や自社のアピールポイントを考える必要があります。

ちなみにFind Job!の申し込みをしてからは管理者画面で求職者を匿名で検索して見ることができるので、「この人が面接にきたら確実に採用するよね」っていう経歴やスキルセットの人をペルソナに設定するのが手っ取り早いです。

気になった求職者を「検討中」にどんどん入れていけば、自然と「その時に本当に採用したい人」が固まっていきます。

検討中に追加するとその人にもいいね的な通知が飛ぶので、応募につながる可能性も高まります。

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求人広告のライティングについて

求人広告のライティング

ここもFind Job!は基本的に自前で用意する必要があるので、求人タイトルも職種名だけだったり文字数も少なかったりと雑な求人情報が数多く見受けられます。

僕

僕もゼロからライティング考えるのはさすがにしんどいなーと思ったので、初回だけ制作代行を頼みました

写真撮影をしてもらってデータも頂けたので、2回目以降に掲載するときにだいぶ助かりましたね。

求人広告のライティングについてはこだわりがもの凄くあって、それについては昔リクナビ代理店のトップセールスの営業マンに色々と教わったノウハウなんですが、ここも書き始めると長くなるので以下ざっくり説明します。

  1. 小さい会社であればトップメッセージが命。経営者の思いを熱く伝える
  2. 会社の成り立ちから未来までの「ストーリー」が超大切
  3. 求職者が入社してからの流れがイメージできるように書く
  4. 先輩になる在籍社員の声と写真を必ず載せる

この辺がしっかり抑えられていれば求人広告を外すことが少なくなります。

自社のプロダクトだったり競合する企業と差別化が図れるようなアピールポイントがあれば、そこを前面に押し出していきましょう。

Find job!のスカウト機能について

スカウトメールについて

ここに力を入れてる会社は本当に少ないと思うので、他社との差別化を図るのには有効な手段になります。

ペルソナ設定のところでも説明しましたが、Find Job!は求職者を匿名で検索することができるので、僕は「自分が知ってる同業他社の社名で検索」しています。

そうするとそこの企業で働いたことのある人の一覧が表示されるので、自社で設定したペルソナに近い求職者を早く見つけることができます。

また、その検索した企業が1度採用しているということは、その企業の採用基準をクリアしてる人な訳で、採用する上でのスクリーニングにもなりますよね。

正直なところ僕はFind Job!のスカウトメールではうまくいったことがなくて、自社で採用をかけるときはペルソナ設定をするためと、検討中に入れて少しでも自社に興味を持ってもらうためだけにこの機能を使っています。

前の会社では人事担当者が優秀な女の子だったので、エンジャパンのスカウトメールでかなり高い確率で面接にこぎつけていました。

スカウトメールを送るのが得意な会社は、有効利用すると差別化ができていいんじゃないでしょうか。

だいぶ前のだけどFind job!での求人募集結果

  • 総閲覧数 883件
  • 応募者数 27件
  • 採用人数 2人
  • 掲載費用 7万円

採用カテゴリとか応募条件なんかは晒せないんですが、費用の割にはそこそこうまくいったんじゃないかなと思っています。

この時は旧プランで70,000円のプレミアムプランですね(2回目以降なのでキャンペーン無かった。。)

この時はガチのエンジニアというよりも、カテゴリをずらして23〜30歳くらいのサポート寄りの女性をターゲットにして募集を出しています。

実際にこの求人を掲載していた期間での採用は2名だったんですが、その後に応募してきた人をさらに2名採用したので実際は7万円で4名採用できたことになります。

僕

採用単価で17,500円ってやばくないすか

長くなっちゃいましたがFind job!のまとめ

そんな訳でmixiさんはモンストで儲かってるからなのかFind Job!のCMまで打っちゃったりしてるので、僕が求人広告を出してた時よりも母集団は少し増えてるのかもしれないですね。

また、過去の応募実績も載せてみましたが、広告はあくまで水モノなのでちゃんと工夫しないと全然応募が来なくてダメだったなんてことはザラにあります。

何度か試行錯誤してみて、自社にあった形で採用活動に役立てていってもらえるとありがたいです。

そんな感じでのFind Job!をめっちゃ推してる記事を頑張って書いてみたので、mixiさんお仕事ください!

FINDJOB!終了のお知らせ | FINDJOB!
2023年9月29日にFINDJOB!を終了いたしました。約26年間ありがとうございました。

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